産業観光とは

観光の語源

 「観光」の語源は今から約200年前にまで遡ります。中国の儒教の古典「易経」に記された「観光之光」=「地域の優れたものを観る/観せる」ということばが観光の語源と言われています。

産業観光の定義

 国の観光立国行動計画では、産業観光とは「産業に関する施設や技術等の資源を用い、地域内外の人々の交流を図る観光」と定義されています。中部地域では、ものづくりという特徴をふまえ、「伝統的・近代的な製造業に係わる生産施設・設備・技術・製品等の資源を用い、地域内の人々の交流を図る観光」を産業観光として定義しています。

産業観光の大きな魅力

 観光に係る飲食、宿泊、物販などによる経済効果は3倍弱と言われています。しかし、その一方で地域外からの業者が入ったり、ゴミや自然破壊といった問題も生じるなど、地域としてみた場合、経済効果がマイナスになる要素もあります。

 産業観光には、観光としての生産・消費だけでなく

  • ホンモノの魅力、現場の魅力を伝えることによる製品や産品の高付加価値化
  • 新製品開発、用途開発、研究開発、共同研究、販路拡大などのビジネスチャンスに繋がる可能性
  • 企業の理念、技術、誇り、企業の存在価値や役割りの発信
  • 従事者の意欲向上、工場内の整理整頓による品質の向上
  • 次世代のものづくり人材の育成、確保

など様々な可能性が考えられます。